最近このような状態、いわゆる、バーストされるお客様が増えてきております。
路面温度の上昇や、タイヤの傷、空気圧の管理、製造からかなり年数のたったタイヤ等、いろいろな原因がありますが、運転されている方は、生きた心地がしなかったことでしょう。
その大半のお客様が、高速道路走行中というので、なおさら怖い思いをされたことと思います。
先日も、高速道路本線上にて、バーストしたトラックのタイヤ交換をしてきましたが、いくら道路公団の方が一車線規制をかけてくださっても、やはり本線上での作業は、こちらも命がけですので、怖かったですね。
あくまでも私の見解ですが、バースト回避の手段の一つとして、空気圧の管理(ドア表示の1~2割り増しで空気充填、使用状況によっては3割増し)、タイヤ製造後(使用開始ではありません)5年以上経過したタイヤの使用は危険ですので、避けた方がいいと思います。特に高速道路を走る車はとても危険です。
当店のお客様で「高速道路を走るから、タイヤを点検して、悪かったら交換しといて」と言われ、点検してみると、6本とも良くなくて、全部交換しようと思っていたら、スペアタイヤが2006年製造の新品が付いていたので、今ならまだ使えるだろう、今使用しないと、今後使えなくなると思い、お客様に説明をし、万が一のことを考え、荷重が一番かからない、後ろの右内側に装着したところ、1週間後に電話があり、「高速走行中バーストした」とのことでした。幸い、事故や怪我は無かったものの、やはり製造後5年以上経過したタイヤは使用しないほうが良かったと反省しております。
全国のドライバーの皆様、定期的なタイヤ点検、をお忘れなく!!!
安全運転を心がけましょう。